令和6年度 起業家体験ワークショップ
実施概要
タイトル | 令和6年度 起業家体験ワークショップ ~ビジネスで困りごとを解決しよう~ | ||||
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DAY1 | DAY2 | DAY3 | DAY4 | DAY5 | |
日時 | 11/16(土) | 11/23(土) | 11/30(土) | 12/1(日) | 12/8(日) |
対象学年 | 小学4-6年生、中学1-3年生 | ||||
実施時間 | 10:00〜12:00(小学生) 14:00〜16:00(中学生) |
13:00〜16:00 | |||
会場 | 角川アスキー総合研究所 市ヶ谷オフィス | Tokyo Innovation Base | |||
協力(起業家講演 ・講評) |
サグリ株式会社 代表取締役 CEO 坪井 俊輔 氏(起業家講演・講評) ボードウォーク・キャピタル株式会社 那珂 通雅 氏(講評) 株式会社SHARE EAT 代表取締役 福田 怜奈 氏(講評) |
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プログラム開発 ・監修 |
株式会社セルフウイング |
令和6年度 起業家教育体験ワークショップは、夏の起業家教育体験イベントや起業家教育アッププログラムなどを体験した児童・生徒がさらに実践的に学ぶ機会として、全5日間で実施しました。
自ら社会課題の発見し、解決策を考えます。ビジネスのプロであるアドバイザーに相談しながら考えを整理し、磨きをかけていきました。最終日には実際の投資家・起業家の方々に向けてプレゼンテーションを行い、ビジネスプランを評価していただきました。「将来起業したい」「みんなでいつか起業しよう」など、起業が将来の選択肢となるきっかけとなりました。

プログラムの流れ
- 自己紹介:自分と他人の得意を理解する
- 会社設立:会社のビジョンを決め、自分の役割を理解する
- 社会課題の発見:解決したい困りごとを考える
- 市場調査:仮説に基づいて市場ニーズを調べる
- アイデア創出:市場調査の結果を踏まえて、サービス商品を考える
- ブラッシュアップ:ビジネスのプロに相談して、アイデアをより良くする
- プレゼンテーション:ビジネスアイデアは決まった時間で表現する
- ポスターセッション:質問に答え、自分の考えを伝える力を身につける
- 投票:評価者から客観的な評価を得る
- 起業家講演:ビジネスの先輩の話を聞き、社会とのつながりを意識する
- 振り返り:数字の評価を元に活動を振り返り、次のステップへつなげる
主要プログラムの様子
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社会課題の発見(市場ニーズを基に仮説設計)
ビジネスを考えるときは、課題を精度高く設定することが重要です。身近にどのような「課題」や「困りごと」が存在するのかを調査することからプログラムが始まります。「こんな悩みがあるんじゃないか」とチームで意見を出し合いながら整理しました。実際に参加者同士や大人の意見を聞きながら、その課題が「誰にとっての」「どのような」困りごとなのかを掘り下げて検討しました。 -
アイデア創出(サービス商品の具体化)
「社会課題(解決したい困りごと)」が決まったら、それをどのように解決するか、どのような価値を提供できるかを検討しました。ポイントとなるのは既存サービスとの差別化です。チームでアイデアを出し合い、アドバイザーからの意見を参考にしながら、ビジネスプランの基盤となる解決策(アイデア)をまとめました。 -
ブラッシュアップ(ビジネスのプロが助言)
ビジネスモデルを設計し、それをアドバイザーにプレゼンテーションします。商品の価格設定やその根拠について説明すると、都度本質的なフィードバックをいただくことができました。面談後、チームで話し合いながらビジネスモデルをさらに磨き上げていきます。事前に用意されたプレゼン資料に必要な情報を記入し、発表原稿を作成して準備を整えました。 -
プレゼンテーション・ポスターセッション(多数の大人に説明)
最終日には、小学生と中学生が合同でプレゼンテーションとポスターセッションを行いました。プレゼンテーションは1社につき3分間で実施されます。保護者や講評者を前に緊張した様子も見られましたが、事前の入念な準備のおかげで全社がスムーズにビジネスプランを発表することができました。次に行われたポスターセッションでは、ビジネスプランの詳細を説明し、投票による客観的な評価を得ました。また、フィードバックを受けることで今後の改善につなげる貴重な機会となりました。 -
起業家講演(知識・知見の吸収)
サグリ株式会社 代表取締役CEO 坪井俊輔様に自身の起業に関するお話をしていただきました。参加した小中学生に向けて「自分の感じたことに正直に、未来を切り拓いていってほしい」というメッセージをいただきました。 -
振り返り(次のステップへのトライ)
講評者の皆さまから全体に対する講評をいただき、自分たちの取り組みを振り返りました。ポスターセッションで集めた保護者や生徒からのコメント(付箋)を読みながら、詳細に振り返ることでこの体験の価値、学びを再認識しました。最後に、「商品・サービスや発表の良かった点」や「次回挑戦する際に改善したい点」を全員が発表し、学びを共有しました。
参加者からの声
保護者からの声
イベントに参加した参加者のアンケート結果
満足度平均*

(*)「イベントへの参加してみた感想を教えてください」という問いに対し5段階で評価した平均値